あなたのおしりは
大丈夫ですか?
ひとくちに「痔」といってもいろいろな種類の「痔」があります。
それだけに症状も多彩です。
場所が場所だけに、相談することもできず、ひとりで悩んでいる方も少なくないと思います。
また、「痔」だと思い込んでいると大腸癌、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病などの病気が潜んでいることもあります。
おかしいと思ったら恥ずかしがらずに、ぜひ、早めの受診をお勧めします。
渡辺胃腸科外科の
おしり相談室
おしり相談室を開設しました。専門医、職員一同があなたの悩みを解決できるようにサポートします。
こっそり治すもよし、堂々治すもよし。
お気軽に我々の相談室をご利用ください。
おしりの悩みを解決します!
症状や、受診について
不安なことはありませんか?
恥ずかしがらずに
まずはご相談を!
当院は、女性医師も所属しています
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Q
排便時に出血します。心配です。
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痔核、裂肛など肛門疾患以外にも潰瘍性大腸炎、憩室出血、虚血性腸炎、など多くの病気が予想されます。大腸ポリープ、大腸がんの可能性もあるので、ぜひ受診してください。
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Q
痔にならないために、日常生活で注意することがありますか?
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便秘、下痢をしないよう規則正しい生活、食事を心がけてください。便は全部出し切ろうとしないことが大切です。また、いきみはできるだけ短い時間とし、5分以内にはトイレから出るようにしましょう。
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Q
おしりの診察はどうするのですか?
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診察は横向きです。下着を膝までおろしてバスタオルで覆います。そして、おしりだけ見えるようにして診察します。診察は1分前後です。診察室は個室ですが、カーテンでベッドを仕切ってプライバシーに配慮しています。医師、看護師と話をしながら、リラックスした状態での診察なので安心してください。
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Q
痔って手術しないといけないのですか?
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手術でしか改善できない場合のみが手術適応です。多くの患者さんは保存的治療(排便指導、内服薬、軟膏、坐薬)でよくなります。命に関わる病気ではないので、手術を早めにしたほうがいいということは決してありません。手術がベストかどうか、相談しながら治療方針を決めていきます。
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Q
麻酔の方法について教えてください。
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基本は脊椎麻酔、いわゆる下半身麻酔です。腰に細い針で注射をして麻酔します。
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Q
手術の費用はどのくらいかかりますか?
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標準的な4泊5日入院の手術で3割負担なら7~8万円(食事費用込み)くらいです。
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Q
手術後の生活はどうなりますか?
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手術後3~4時間で歩行ができるようになります。食事は当日の夕食から始まります。翌日からシャワー、入浴も可能です。楽に排便できるよう便が軟らかくなる薬などを内服します。個人差はありますが、手術後1週間前後で仕事に復帰できると思います。