私たち病棟看護部は病院理念である『患者さまの立場に立ち心の通う医療の提供』を元に、消化器疾患を中心とした急性期医療のみならず慢性期医療も合わせた診療体制の中、患者さまが少しでも温かい気持ちになれるように患者さま一人一人の状態に合わせた、親切でやさしい看護を目指しています。
患者さまにとってより良い治療・看護が実践できるように医師、看護師他薬剤師、管理栄養士と連携を取りながらチーム医療の充実に努めています。
当院は一般病床数40床の急性期病棟です。消化器疾患を数多く手がけているため、消化管(食道・胃・大腸・肛門)と付属器官(肝臓・胆のう・膵臓)の手術や内視鏡的治療を受ける方が、多く入院されます。虫垂炎、腸閉塞など緊急手術にも対応できる看護体制を整えています。
医師の回診をサポート
チームワークを大切に
看護補助者が
病室を清潔に整えます
当院の看護体制は2チームで、固定チームナーシングを取り入れています。固定チームナーシングは、看護チームを固定し継続的に関わることで患者さまに責任をもって継続した質の高い看護の提供を目指しています。医師や薬剤師、管理栄養士などと協力して行うチーム医療では、看護師の専門性を発揮し、継続的に情報交換をしながら、協同して患者さま中心のケアに取り組んでいます。
また、緊急手術にも対応できる看護体制を整えています。
看護補助者は、患者さまと身近に接して排泄・清潔・食事などのお世話をするという大事な役割を担っており、チーム医療の一員として欠かせない存在です。
一日も早く普段の生活に戻っていただくことが、当院の目標です。
退院後、自宅での生活の不安が解消されるよう、在宅医療部などとも連携し、適切なアドバイスをさせていただきます。自宅での療養方法などもご相談ください。
普段の生活を送りながら、外来通院と短期入院で定期的に抗がん剤を投与して病状を改善していく治療法です。治療はプライバシーの守られた静かな専用スペースで行います。
外来通院の場合も、1回目は入院して状態を観察し、その後、日帰り治療に移行します。
2階病棟の対応トイレ
人工肛門を作られた方は退院後も定期的に外来を受診していただきます。その際、ストーマの使用法や管理法、日常生活の送り方などを説明します。病棟と外来の看護師は常に患者さまについて情報交換しているので、安心してどんなことでもお尋ねください。
※ストーマとは、腸や尿管をおなかの外に引き出してつくった便や尿の排泄口のことで、人工肛門・人工膀胱ともいい、保有している人のことを「オストメイト」と呼びます。 院内の2階多機能トイレの中に、オストメイト対応多機能トイレを設置しています。病院にご用のない時でも、お気軽にご利用ください。
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