放射線部では、デジタル医療機器を駆使して幅広い検査を行い、
PACS(医用画像管理システム)と電子カルテの連動により、迅速に画像を提供しています。
また、患者さまにやさしい医療を目指し、安心して検査を受けて頂けるよう心掛けています。被曝・撮影等に疑問や質問などございましたら、気軽にスタッフまでお尋ねください。
国民健康保険の検診と企業健診は、自治体からの補助が出る検診です。定期検診が早期発見、早期治療につながります。
PACS
(医用画像管理システム)
X線画像だけでなく、超音波や内視鏡による検査結果の画像すべてがこのシステムで集中的に管理されています。医師は画像を見て診断し、所見を入力。それらすべてが患者さま一人一人について電子カルテに保管されます。
一般撮影装置
一般撮影では、胸部・腹部・骨・関節等の検査を行っています。
CR(Computed Radiography)を用いており、被曝低減にも努めています。
撮影する内容・部位において金属類や衣類が診断の妨げになる場合には、検査着に着替えたり、指輪等を外すなどの協力をお願いすることがあります。
X線TVシステム装置
バリウムを用いた食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管造影検査を主に行っています。
X線CT検査装置
当院では通常、30分で検査を行っています。基本的には予約制です。
予約以外の検査については(緊急時を除き)状況により多少待ち時間が発生します。
当院では2010年より16列マルチスライスCT装置(Activion16)が稼働しており、以前より検査時間の短縮、細かい画像情報の取得が可能になっています。
検査内容によっては造影剤を使った撮影を行うことにより、診療に必要な画像情報を得ています。
マンモグラフィー撮影装置
乳房はやわらかい組織でできているため、専用のX線撮影装置で撮影します。乳房にできる病気を見つけることができ、しこりとして触れない非常に小さな石灰化を映し出すことが可能です。早期乳がんの発見に役立っています。
マンモグラフィーは乳房を圧迫して撮影しますので、乳房に痛みを感じる事もありますが、良い写真を撮るためには必要とされています。
骨はタンパク質やミネラル(カルシウム、リンなど)から構成されており、これらの量の変化を測定し、年齢と相関する標準値と比較して現在の骨塩量を知るのが骨塩定量検査です。50歳以上や閉経後の女性、男女とも加齢によって骨塩量は減少しますが、それらの診断や治療方針の選択にも、この骨塩量検査は非常に有用です。
当院の検査は、DEXA(デキサ)法による検査です。DEXA法とは、二重エネルギーX線吸収法のことで、2つの異なるエネルギーのX線を照射し、骨と軟部組織(脂肪・筋肉など)の吸収差を利用して骨塩量(骨密度)を測定します。また、極めて少ないX線を利用しているので女性の方でも安心です。
被曝・撮影等に疑問や質問などございましたら、気軽にスタッフまでお尋ねください。
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